葬儀や法事でよく使われる言葉の意味まとめ――併修・弔意・喪主と施主
お葬式の知識 2026年01月19日

葬儀や法事でよく使われる言葉の意味まとめ――併修・弔意・喪主と施主

葬儀や法事に関する言葉は、普段の生活ではあまり使う機会がなく、いざという時に戸惑ってしまう方も少なくありません。「言葉の意味が分からないまま話が進んでしまった」「聞き返しづらかった」と感じた経験がある方もいるのではないでしょうか。

この記事では、葬儀や法事の場面でよく使われる言葉の中から、特に質問の多い用語を取り上げ、分かりやすく整理してご紹介します。厳密な定義を覚えることよりも、「どういう場面で使われる言葉なのか」を理解することを目的としています。

併修(へいしゅう)とは

併修(へいしゅう)とは

併修とは、複数の法要を一度にまとめて行うことを指す言葉です。たとえば、四十九日と一周忌が近い時期に重なった場合や、複数の先祖の年忌法要が短期間に集中した場合に、併修という形が取られることがあります。

併修については、宗派や地域、菩提寺によって考え方が異なります。必ず認められるものではなく、別々に行うことを勧められる場合もあります。そのため、併修を検討する際には、自己判断だけで決めるのではなく、事前に相談することが大切です。

法要とは

法要とは、故人を供養するために行われる仏教の儀式のことを指します。葬儀後に行われる初七日、四十九日、一周忌、三回忌などは、いずれも法要にあたります。

法要は、それぞれの節目に意味があり、行う時期や内容は宗派や地域によって異なります。どの法要をどのように行うかについては、家庭ごとの考え方や事情が大きく影響します。

初七日(しょなのか)とは

初七日(しょなのか)とは

初七日とは、故人が亡くなってから七日目に行われる法要のことです。葬儀後、比較的早い時期に行われるため、葬儀と時期が重なりやすい法要の一つです。

近年では、参列者や家族の負担を考慮し、葬儀当日に初七日法要を繰り上げて行うケースも見られます。ただし、この扱いについても宗派や地域によって考え方が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

四十九日(しじゅうくにち)とは

四十九日は、故人が亡くなってから四十九日目に行われる法要で、仏教において大切な節目とされています。故人が次の世界へ向かう区切りの時期と考えられることもあり、法要の中でも特に重視されることが多い行事です。

四十九日は、葬儀後しばらくして行われるため、他の法要や行事と時期が近くなることもあります。日程の決め方や行い方については、家族の事情や地域の考え方を踏まえ、相談しながら進めるのが一般的です。

年忌法要(ねんきほうよう)とは

年忌法要とは、故人の命日を基準に行われる法要の総称です。一周忌、三回忌、七回忌などが年忌法要にあたります。

年忌法要が近い時期に重なる場合には、併修という考え方が検討されることもありますが、こちらも一律の決まりがあるわけではありません。それぞれの法要が持つ意味や、家族の気持ちを大切にしながら、無理のない形を考えることが大切です。

弔意(ちょうい)とは

弔意(ちょうい)とは

弔意とは、故人を悼み、遺族を気遣う気持ちを表す言葉です。「弔意を表する」「弔意を示す」といった形で使われます。

弔意は、言葉や態度、香典など、さまざまな形で表されます。形式にとらわれすぎず、相手を思いやる気持ちを大切にすることが基本とされています。

香典(こうでん)とは

香典とは、弔意を形として表すために包む金銭のことです。通夜や葬儀の際に持参されることが多く、地域や宗派、故人との関係性によって金額や渡し方に違いがあります。

香典についても、「こうしなければならない」という決まりがあるわけではありません。分からない場合は、周囲に確認したり、斎場や葬儀社に相談したりすることで、安心して対応しやすくなります。

戒名(かいみょう)とは

戒名とは、仏教において故人に授けられる名前のことです。戒名の有無や内容については、宗派や考え方によって大きく異なります。

必ず必要とされるものではなく、家族の意向や宗教観によって判断される場合もあります。戒名について気になる場合は、早めに相談しておくと安心です。

喪主と施主の違い

喪主とは、葬儀を執り行う中心となる立場の人を指します。多くの場合、故人と最も近い家族が務めます。

施主とは、葬儀や法要の費用を負担し、全体を取り仕切る立場の人を指す言葉です。喪主と施主は同じ人が務めることも多いですが、事情によっては別々になる場合もあります。

言葉の使い分けについては、斎場や葬儀社から説明を受けることも多いため、分からない場合はその都度確認すると安心です。

言葉の意味を知っておくことが安心につながる

葬儀や法事の場面では、分からない言葉が出てきても不思議ではありません。大切なのは、すべてを完璧に理解しようとすることではなく、「分からないことは確認してよい」と知っておくことです。特に葬儀は地域によって独特の風習が多く、聞きなれない言葉に不安を覚えることは少なくありません。

事前に基本的な言葉の意味を知っておくだけでも、いざという時の不安は軽くなります。必要に応じて、資料を確認したり、相談したりしながら進めることで、落ち着いて向き合いやすくなります。

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