
お彼岸のお墓参りのマナー|服装・お供え・お花の選び方
お彼岸のお墓参りは「感謝の気持ち」を伝える大切な時間です
秋のお彼岸が近づくと、「どんな服装で行けばいいの?」「お供え物は何を持って行けばいい?」「お花は何を選べばいいの?」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
お彼岸のお墓参りに厳しい決まりはありませんが、ご先祖様への感謝の気持ちを表すためにも、基本的なマナーを知っておくと安心です。
今回は、お彼岸のお墓参りで知っておきたい服装やお供え、お花選びのポイントをわかりやすくご紹介します。
お彼岸のお墓参りに行く服装は?
喪服を着る必要はありません
お彼岸のお墓参りは法事ではありませんので、喪服を着用する必要はありません。
普段着でも問題ありませんが、ご先祖様へ手を合わせる場ですので、落ち着いた服装を心掛けましょう。
おすすめの服装
男性
- 襟付きシャツやポロシャツ
- チノパンやスラックス
- 歩きやすい靴
女性
- ブラウスやカーディガン
- 落ち着いた色のスカートやパンツ
- 歩きやすい靴やスニーカー
避けたい服装
- 派手な色や柄の服
- 露出の多い服装
- サンダルやヒールなど歩きにくい靴
お墓の掃除をすることも多いため、動きやすく汚れても気にならない服装がおすすめです。
お墓参りに持っていくもの
お墓参りでは、次のようなものを準備すると安心です。
- お花
- お線香
- ろうそく
- ライター
- 数珠(必要に応じて)
- お供え物
- バケツ
- 柄杓
- 雑巾
- 軍手
- 小さなブラシ
- ゴミ袋
墓地によっては掃除道具が備え付けられている場合もありますが、持参すると安心です。
また、お供えした食べ物や飲み物は、そのまま置いて帰らず持ち帰るのが一般的なマナーです。
近年ではお彼岸の時期でもまだまだ暑い日が多いので水分補給の飲み物を忘れずに用意しましょう。
お供え物は何を選べばいい?
故人が好きだったものや、ご家族の気持ちが伝わるものをお供えしましょう。
おすすめのお供え物
- おはぎ
- 和菓子
- 果物
- お茶
- 故人が好きだったお菓子
お彼岸といえば「おはぎ」を思い浮かべる方も多いでしょう。
小豆の赤色には邪気を払う意味があるとされ、昔からお彼岸のお供えとして親しまれています。
避けたほうがよいもの
- 生もの
- 腐りやすい食品
- 強い香りのするもの
- カラスなどの動物が食べてしまうもの
お供え物は、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えた後、ご家族でいただくのが一般的です。
お彼岸のお花は何を選ぶ?
お墓には長持ちしやすく、落ち着いた印象のお花が選ばれることが多くあります。
おすすめのお花
- 菊
- リンドウ
- トルコキキョウ
- カーネーション
- スターチス
秋のお彼岸には、
- 彼岸花
- コスモス
など、季節を感じられる花を添える方もいらっしゃいます。
※彼岸花は観賞用として周囲に植えられることはありますが、地域や寺院によってはお供え用として適さない場合もあります。迷ったときは菊を中心とした仏花を選ぶと安心です。
避けたいお花
- 香りが強すぎる花
- とげのある花(バラなど)
- 花粉が落ちやすい花
- すぐに傷みやすい花
お墓参りの基本的な流れ
-
お墓の周りを掃除する
落ち葉や雑草を取り除き、墓石を水できれいにします。
-
お花を供える
花立てに新しいお花を飾ります。
-
お線香やろうそくを灯す
火の取り扱いには十分注意しましょう。
-
手を合わせる
故人やご先祖様へ感謝の気持ちを伝えます。
-
お供え物は持ち帰る
食べ物を置いたままにすると、動物や害虫の原因になることがあります。
遠方でお墓参りができない場合は?
仕事や家庭の事情でお墓参りが難しい場合でも、ご先祖様を供養することはできます。
例えば、
- ご自宅の仏壇で手を合わせる
- お寺へ供養をお願いする
- 後日、ご都合の良い日にお墓参りへ行く
などでも十分です。
「お彼岸当日でなければならない」という決まりはありません。
お彼岸は家族で故人を思い出す大切な日
お彼岸は、お墓参りをするだけでなく、ご家族が集まり故人との思い出を語り合う良い機会でもあります。
最近では、お彼岸をきっかけに、
- お墓の管理
- 将来のお葬式
- 終活
- エンディングノート
について話し合うご家庭も増えています。
大切なのは形式ではなく、ご先祖様へ感謝する気持ちです。
まとめ
お彼岸のお墓参りは、難しい作法を覚えることよりも、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えることが何より大切です。
落ち着いた服装でお参りし、お墓をきれいに掃除して、お花やお供え物を供えながら手を合わせましょう。
また、お彼岸はご家族で将来について話し合う良いきっかけにもなります。
「もしもの時」に慌てないためにも、お葬式や終活について事前に相談しておくことは、ご本人にもご家族にも大きな安心につながります。
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