
通夜・葬儀に参列する際のマナー
葬儀への参列は頻繁ではないので、つい忘れがちなマナーですが宗派などにより作法も変わりますので、事前に確認しておくことが大事です。
宗派ごとの基本的なお参り作法
●仏式・・・お焼香
※宗派によってお香を焚く回数などが変わリます。
●神式・・・玉串奉奠(たまくしほうてん)と2礼2拍手1拝
※玉串奉奠は紙垂(しで)の付いた榊をお供えすることです。
※拍手は音を立てない「しのび手」 拍手の回数が異なることもございます。
●キリスト教・無宗教式・・・献花など
このほかにも宗派ごとに異なるお参り作法があります。
お数珠はどこで使う?
お数珠はお葬式に参列する際の持ち物の一つですが、使うのは「仏式」の時だけです。お焼香する時はちゃんと両手を通して使います。
神式・キリスト教などでは使いません。
自分の宗派と参列した葬儀の宗派が違う場合?
基本的には『自分の宗派の作法』で焼香の回数を決めてください。宗教者はお葬式の規模によっては司会者から「お焼香は1回」など指定があったり式場内に掲示してあることもございます。その場合には案内に従ってお参りすればOKです。
マナーも大事ですが。。。
作法を気にしすぎるあまり気持ちがこもらなくお別れしてしまうくらいなら、多少のマナーに誤りがあっても、しっかりと故人に気持ちを向けてしっかり手を合わせてあげる方がよいと考えます。
近年増えている『無宗教式』のお葬式でのお参り作法
『無宗教式』とは儀式を行う宗教者を呼ばないお葬式のことをいいます。無宗教式の場合、決められたルールがある訳では無いのでご家族の意向により献花・お焼香・ご対面のみなどお参り作法も様々です。その際には式場スタッフからご案内がありますので、それに従ってお参りしてください。
関連コラム

キリスト教式など仏教以外の葬儀へ参列の時は?
お葬式の儀式を進行する宗教者によって、お寺さんにお勤めいただく「仏式」以外にも、神主さんによる「神式」、牧師さん・神父さんによる「キリスト教式」があります。多くの場合は仏式ですがキリスト教式などの参列マナーについて「普通のお葬式」からのワンポイントアドバイスです。

参列の際に気になってしまうご焼香のマナー
焼香とは仏式の葬儀や法事において、お香を焚く事を指します。焼香に対する考え方は宗派によって違いますが、亡くなった方の冥福を祈る意味が込められています。前の方の見よう見まねになってしまいがちな焼香のマナーを改めて確認してみましょう。

神式のお葬式
神式のお葬式『神葬祭』の比率は全国的には3%弱といわれていますが、場所によってはもっと高い割合の地域もあります。葬儀を執り行う側としても、参列する側としても仏式とは違うところがありますので知っておくと困りません。

お子様を連れてお葬式に参列するときは
小さなお子様を連れての参列する場合のマナーなど問い合わせをいただくことがありますのでポイントをご紹介します。よくあるご質問は「服装はどうしたらよいでしょう?」「連れて行く親としてのマナーや心掛けは?」「小さい赤ちゃんでも連れていっても良いのか?」などが多いです。