
初彼岸
初彼岸とは?通常のお彼岸との違いをわかりやすく解説
ご家族が亡くなられて初めて迎えるお彼岸を「初彼岸(はつひがん)」といいます。
初彼岸は、ご家族や親族にとって故人を偲び、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝える大切な節目でもあります。
しかし、
「初彼岸は何を準備すればいいの?」
「法要は必ず行うの?」
「親族を呼んだ方がいい?」
「香典は必要?」
など、初めて迎える方は分からないことも多いでしょう。
今回は、初彼岸で準備しておきたいことや当日の流れ、知っておきたいマナーをわかりやすくご紹介します。
初彼岸とは?
初彼岸とは、故人が亡くなられて四十九日法要を終えた後に初めて迎える春または秋のお彼岸のことです。
例えば、
- 6月にご逝去 → 9月のお彼岸が初彼岸
- 12月にご逝去 → 翌年3月のお彼岸が初彼岸
となります。
一方で、お彼岸の前に四十九日を迎えていない場合は、翌年以降のお彼岸が初彼岸となるのが一般的です。
初彼岸には何をするの?
お墓参り
まずはご家族でお墓参りをします。
墓石をきれいに掃除し、お花やお線香、お供え物を供えて故人へ感謝の気持ちを伝えます。
普段より少し丁寧にお参りするご家庭も多くあります。
仏壇のお参り
ご自宅に仏壇がある場合は、
- 仏壇を掃除する
- 新しいお花を飾る
- お線香をあげる
- 故人が好きだったお菓子や果物を供える
などを行います。
ご家族で故人との思い出を語りながら手を合わせる時間も大切です。
法要を行うケースもある
初彼岸では、お寺のご住職を招いて読経をお願いするご家庭もあります。
ただし、法要は必ず行わなければならないものではありません。
近年では、
- 家族だけでお墓参りをする
- 仏壇で手を合わせる
- 親族だけが集まる
など、ご家庭の考え方に合わせた供養の形が増えています。
初彼岸で準備するもの
お墓参りには次のようなものを準備しておくと安心です。
- 仏花
- お線香
- ろうそく
- ライター
- お供え物
- 数珠
- 掃除道具
- ゴミ袋
お供え物は、お参り後に持ち帰るのが一般的なマナーです。
初彼岸のお供えは何が良い?
お供えには、
- おはぎ
- 和菓子
- 果物
- お茶
- 故人の好きだったお菓子
などがよく選ばれます。
特にお彼岸では「おはぎ」が定番です。
ご家族みんなでお供えした後、一緒にいただくことで故人を偲ぶ時間にもなります。
親族を呼ぶ必要はある?
「初彼岸だから親族を全員呼ばなければならない」という決まりはありません。
最近では、
- 家族だけ
- 兄弟姉妹だけ
- 近くに住む親族だけ
というケースも多くなっています。
遠方に住んでいる方には、無理をお願いする必要はありません。
香典は必要?
初彼岸では、法要や会食を行う場合、参列者が香典やお供えを持参することがあります。
一方で、お墓参りだけの場合は、香典を持参しないことも珍しくありません。
迷った場合は、ご家族へ確認すると安心です。
初彼岸の一日の流れ
午前
- 仏壇のお掃除
- お供え物の準備
- お花の準備
午後
- お墓参り
- 読経(希望する場合)
- 親族で会食
- 故人の思い出を語り合う
ご家庭によって内容は異なりますので、無理のない形で行いましょう。
遠方に住んでいて帰省できない場合は?
仕事や育児などで帰省が難しい方もいらっしゃいます。
その場合は、
- 仏壇へ手を合わせる
- お寺へ供養をお願いする
- 後日お墓参りをする
- ご家族へ電話やオンラインで気持ちを伝える
などでも十分供養になります。
故人を想う気持ちが何より大切です。
初彼岸は家族で将来について話し合う機会にも
初彼岸は、ご家族が集まる機会でもあります。
そのため、
- お墓の管理
- 今後の法要
- 終活
- エンディングノート
- お葬式について
などを話し合うきっかけにもなります。
「まだ早い」と思わず、元気なうちから家族で話し合っておくことが、将来の安心につながります。
まとめ
初彼岸は、故人が亡くなられて初めて迎える大切なお彼岸です。
法要を行うかどうかに決まりはありません。
ご家族それぞれの形で、お墓参りや仏壇へのお参りを通して故人を偲び、ご先祖様へ感謝の気持ちを伝えることが何より大切です。
また、お彼岸はご家族が集まる貴重な機会でもあります。
将来のお葬式や終活について話し合うことで、もしもの時にも落ち着いて対応できるでしょう。
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