
人が亡くなったあとにする手続き――最初の1週間でやること【チェックリスト】
ご家族が亡くなった直後は、葬儀の準備や対応に追われ、気持ちの整理をする余裕もないまま時間が過ぎていきます。
その一方で、葬儀のあとにはさまざまな手続きが必要になります。何を優先して進めればよいのか分からず、不安を感じる方も少なくありません。
そこでこの記事では、「最初の1週間」に焦点を当てて、やるべきことを整理しました。すべてを一度に進める必要はありませんが、全体像を知っておくことで、落ち着いて対応しやすくなります。
まず最初に確認すること
最初に確認しておきたいのは、死亡届の提出が済んでいるかどうかです。
多くの場合、葬儀社が代行して手続きを行うため、ご家族が直接提出することは少なくなっています。
この手続きが完了することで、火葬許可証が発行され、その後のさまざまな手続きが進められるようになります。
あわせて、
- 死亡診断書のコピー
- 火葬許可証
- 関係書類一式
をまとめて保管しておくと安心です。
最初の1週間チェックリスト
ここでは、最初の1週間で確認しておきたい主な内容をまとめます。
■役所関係
・健康保険証の返却
・年金の手続き
・介護保険の資格喪失
・世帯主変更
■金融関係
・銀行口座の確認
・通帳・印鑑の場所確認
・クレジットカードの整理
■契約関係
・携帯電話
・インターネット
・電気・ガスなどの公共料金
■その他
・香典や供花の整理
・連絡が必要な方の確認
すべてを一度に行う必要はありませんが、「何があるか」を把握しておくことで、後の負担が軽くなります。
役所の手続きはまとめて確認する
役所での手続きは複数に分かれているため、何度も足を運ぶことになる場合があります。
自治体によっては、死亡後の手続きをまとめて案内してくれる窓口や資料が用意されていることもあります。
分からない場合は窓口で確認し、「今必要な手続き」と「後でもよい手続き」を整理しておくと安心です。
金融機関は慌てて動かなくてもよい
銀行口座は、死亡が確認されると凍結されることがあります。
そのため焦って対応しようとする方もいますが、相続に関わる内容になるため、すぐにすべてを進める必要はありません。
まずは
- どこの銀行に口座があるか
- 通帳や印鑑の場所
を把握しておくことが大切です。
そのうえで、家族で相談しながら進めていくと安心です。
見落としやすい契約関係
最近では、サブスクやインターネット契約など、見えにくい契約が増えています。
気づかないまま料金が発生し続けてしまうケースもあるため、早めに確認しておくと安心です。
特に
- スマートフォン
- クレジットカード明細
- メール
などから契約を確認できることがあります。
無理に全部やろうとしない
葬儀のあとには多くの手続きがありますが、すべてをすぐに終わらせる必要はありません。
手続きには期限が決められているものもありますが、多くの場合は落ち着いてから進めることができます。
大切なのは、無理をせず、家族で分担して進めることです。
チェックリストを手元に置いておく
慌ただしい中で手続きを進めると、何をやったのか分からなくなることがあります。
チェックリストとして手元に残しておくことで、
- やったこと
- これからやること
が整理しやすくなります。
紙に書き出してもよいですし、スマートフォンのメモでも構いません。
困ったときは一人で抱えない
手続きは内容によって複雑になることもあります。
分からないことがあれば、役所や専門窓口に確認することで整理できます。
また、葬儀社や周囲の経験者に相談することで、進め方の目安が見えることもあります。
すべてを一人で抱え込む必要はありません。
まずは全体像を知ることから
葬儀のあとに必要な手続きは多岐にわたりますが、最初から完璧に進める必要はありません。
まずは「どんな手続きがあるのか」を知ることが、安心につながります。
そのうえで、少しずつ整理していくことで、無理なく進めることができます。
慌ただしい時期だからこそ、焦らず、できることから進めていくことが大切です。
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