終活への取り組み
エンディングノート 2024年05月13日

終活への取り組み

「終活」という言葉は2009年ごろから使われ始め、当初は葬儀や墓など人生の終焉に向けての事前準備のことを表す言葉でした。現在では自分を見つめ、自分らしく生きる活動のことを「終活」と言われています。

している終活、いずれしたい終活

アンケートで最も多かった回答は「荷物の整理」で65.0%でした。次いで「エンディングノートの作成」が40.7%、「財産目録の作成」が23.9%、「自分の死を伝えて欲しいリスト」が20.8%、「不動産の整理」が18.6%でした。遺言書については「遺言書(自筆)の作成」が17.6%、「公正証書遺言の作成」が12.0%となっており、作成方法を誤ってしまうとトラブルが発生してしまいやすい自筆の遺言書を作成されている方が多い現状です。

年代別の終活

年代別では「荷物の整理」は他の項目に比べ、どの年代でも高い割合となっています。年代が上がることに従って増えている「エンディングノートの作成」は20代では17.9%ですが50代になると40%以上となり多くの方がエンディングノートの準備をしています。まだ何も始められていない方は終活の入口として、自分のことについてエンディングノートに書き留めることをお勧めいたします。

自分の死を伝えて欲しいリスト。お葬式に誰をお呼びするか?

葬儀に参列される方の範囲に決まりはありません。
一般的には
*家族・親族(親,子,孫,兄弟姉妹,など三親等以内の血縁関係のある方)
*故人の近親者,ご友人,近隣,会社関係
*ご家族がお世話になっている関係者
へ声掛けされるケースが多いですが最近は家族だけで送る形式を望まれる家も。家族葬を求めるご遺族が大変多いですが声掛けする範囲は様々ですので特にご本人が参列してほしくない人がいれば確認しておくとよいでしょう。実は遺族が一番頭を悩ませるのがこの声掛けです。残されたご家族の負担を減らすためにも準備しておくことをお勧めしております。

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