
弔意の伝え方
普通のお葬式では家族葬プランもご用意しておりますが、最近では家族葬という事で香典を辞退する形式も増えています。香典辞退を伝えられた場合、香典以外で弔意を示す方法をご案内します。
家族葬とともに増える「香典辞退」
喪主としては小規模で行う為、周囲にもあまり知らせず香典も負担になるのでお断りするというケースになりますが、弔問する側からすれば「何もしなくてよいのか?」と心配になることもあります。特に親族であれば、自分の家の時は香典もらったのにお返しができない、となる可能性もあります。
香典以外の弔意を伝えるもの
①生花・籠盛などの式場にお飾りするお供物を手配する(比較的一般的で親族でも親族以外でもできます。会場ごとにルール<持ち込み不可など>があるので、基本的にはご家族や会場に問い合わせて手配します。)
②自分が行かない場合は「弔電」を手配する(お悔みのメッセージ「弔電」は本来葬儀に参列できない方がご家族にお気持ちを伝えるためのものですが、最近は「お線香」「プリザーブドフラワー」などお供えの品が付いたものもあります。)
③自分が行く場合は「御淋し見舞い」を持参する( 「御淋し見舞い」はもともとお通夜(お通夜より前という説も)に持参するお供え物のことです。お通夜の晩にご家族がさみしくならないように使ってもらうお菓子やお線香が基本です。)
ご家族の気持ちも大切に
弔意を伝える、という意味ではお通夜やご葬儀に参列して直接お悔みを述べるのがよいですが家族葬では(相手との関係によっては)それができないこともございます。ご葬儀の形式からご家族のお気持ちも察して、ご負担にならない弔意の伝え方をお勧めします。
普通のお葬式では様々なご相談に対応しております
香典についての相談などちょっとしたお困りごとも受け付けております。
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