
近年注目されつつある供養の方法「手元供養」
近年、故人をより身近に感じられる「手元供養」の一環として、手元供養の利用が注目されています。手元供養手元供養は、故人の一部の遺骨や遺灰を納める小型の容器やアクセサリーで、リビングや寝室に飾ったり身に付けたりと身近で故人を偲ぶことができます。本記事では、手元供養の選び方と活用方法についてご紹介します。
手元供養の選び方
手元供養を選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
- 1. デザイン
- 手元供養は、故人の趣味や家族の好みに合わせたデザインを選ぶことができます。形状もミニ骨壺タイプやアクセサリー、携帯型と家族の希望に合わせ形状から選択が可能です。陶器、ガラス、金属など素材も多種多様で、和風やモダンなデザインまで揃っています。部屋のインテリアに馴染むものを選ぶと、自然に置けておすすめです。
- 2. サイズ
- サイズは、納める遺骨の量に応じて選びます。手元供養の場合はごく少量で十分なため、小型サイズを選ぶ方が多いです。また、持ち運びしやすいものを選ぶと、旅行先や故郷に持参する際に便利です。
- 3. 機能性
- 密閉性が高いものや、耐久性のある素材を選ぶと長期間の保管が可能です。また、アクセサリータイプは商品の素材によっては変色や耐水性能など違いがあるので、ライフスタイルにあっているか購入前に確認が必要です。
手元供養の注意点①
手元供養に納めるお骨を用意しておきましょう。納骨までに手元供養の用意が間に合わなければ骨瓶から必要分を取り出し保管しておきます。すでに納骨されているお墓から取り出す場合は、一度お墓のある霊園やお寺に一報入れ、骨瓶を取り出す旨を伝えておくことをおすすめします。基本的に手元供養に納める場合はお骨を分骨する証明書「分骨証明書」は不要といわれておりますが、状況によっては火葬場や役場にて発行の手続きを行ってください。
手元供養の注意点②
手元供養の普及により、分骨は「故人を身近に感じるための新しい供養の形」として注目されています。遺族の悲しみを癒すグリーフケアのひとつの方法として普及しつつある一方で、家族や親族に許可を得ずに分骨をすることで他の家族との関係が複雑になる可能性もあるため、事前の相談など慎重な判断が求められます。
普通のお葬式でも手元供養のご相談を承ります
普通のお葬式でも手元供養を希望される方のお手伝いをしております。また、手元供養以外にも仏壇のご相談 樹木葬のご相談全て承っております。「普通のお葬式お客様サポートダイヤル(0120-333-841)」まで、お気軽にお問い合わせください。詳しくはこちらから。
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