大切にしてきた人形の処分に困る時
葬儀後にすること 2025年11月04日

大切にしてきた人形の処分に困る時

子どもの成長を見守ってきた雛人形や五月人形、思い出の詰まったぬいぐるみ。「捨てるのは忍びないけれど、どうしたらいいのだろう」と迷う方は少なくありません。そんな時に選ばれるのが「人形供養」です。

人形供養とは何か

人形供養とは、役目を終えた人形やぬいぐるみをお焚き上げや読経で供養し、感謝を込めて見送る儀式です。
古来より、日本では物にも「魂が宿る」と考えられてきました。
長年大切にした人形をただゴミとして処分するのではなく、きちんと供養して手放すことは安心感につながります。

人形供養はどこでできるのか?

では、人形供養はどこで行えるのでしょうか。
一般的には、以下のような場所で受け付けています。

  • ・寺院や神社
    人形を受け取り、僧侶や神職が読経・祝詞をあげて供養します。
    毎年決まった日に「人形供養祭」を行う寺社も多くあります。
  • ・葬儀社や霊園
    葬儀社の中には人形供養をサービスの一環として受け付けるところもあります。
    霊園や墓苑で合同供養祭を実施するケースも増えています。
  • ・人形供養を専門に扱う団体
    郵送で受け付ける仕組みを整えている団体もあり、遠方からでも依頼が可能です。

近年では海外で日本人形の人気が伸びており海外へ輸出されたり、海外の児童施設に寄付されるケースもあるようです。

流れと費用について

供養の流れは、まず人形を持ち込み、読経や祝詞をあげてもらいます。
その後、お焚き上げをして浄火に還すか、寺院で丁重に処分されます。
近年は環境配慮の観点から「焼却処分」を避け、専用の方法で処理する施設もあります。

費用は数千円から一万円程度が目安で、人形の数や大きさによって異なります。
人形と一緒に写真や手紙を納められることもあり、最後のお別れとして心を込められるのも特徴です。

まとめ

人形供養は「処分」ではなく「感謝を込めたお見送り」。
長年寄り添ってくれた人形に手を合わせて送り出すことは、自分の心を整理することにもつながります。
思い出の品を前向きに手放すための方法として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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