知っておきたい葬儀後の手続きについて
葬儀後にすること 2025年02月03日

知っておきたい葬儀後の手続きについて

お葬式後にも、ご家族が行うことがたくさんあります。第一にお葬式や生前にお世話になった方へのお礼。第二に役所関係や財産の手続きなど。第三に法事やお墓のことなど、これからの供養に関することです。予め葬儀後の手続きで知っておきたい内容について「普通のお葬式」からのワンポイントアドバイスをご紹介します。

お葬式や生前にお世話になった方へのお礼については

お葬式の際にご町内、会社の方に受付をお願いしたなど、お手伝いしていただいたことに対するお礼や、高額のお香典をいただいた方に対する後返しの品物の手配などがあります。また、周囲に訃報を回さずに家族葬でお葬式を行った方も、生前中お世話になったお礼と家族葬にて葬儀を済ませた報告を関係者に連絡をした方がよいでしょう。

お葬式や生前にお世話になった方へのお礼については

役所関係の手続きについて

「7日以内」と一番期限が短い死亡届けの提出については普通のお葬式の準備の際、火葬許可証が必要の為に済ませています。つぎに期限が短いのが「世帯主変更の手続き」「健康保険の手続き」「年金の受給停止の手続き」「介護保険資格喪失の手続き」などがあります。亡くなられた方が世帯主であったかどうか、年金をもらっていたかなどの条件で、そもそも手続きが必要か要らないか変わってきます。健康保険については現役の方であれば会社が手続きを行ってくれることがある等、ケースバイケースで必要な手続きや準備する書類が変わります。埋葬費(葬祭費)の申請や高額医療費の申請など、お金が返ってくることもありますので、役所の方の指示に従い忘れずに申請しておきたいですね。

意外と見落としがちなのが

電気・ガスなどの公共料金や携帯電話・インターネットの支払口座です。故人の銀行口座からの引き落としの場合、口座が凍結されて引き落としができなくなってしまうので、口座変更の手続きが必要です。逆にカードやスポーツクラブなどの年会費が本人“以外”の口座から引き落としされている場合は、解約の手続きをしないといつまでもそのままという可能性もあります。生命保険の保険金支払いについても、「必ず受取人が申請しなくてはいけない」ことになっていますので、どこの保険会社で受取人は誰なのか?あたりは、できれば事前に確認しておきたいところです。

法事やお墓のことなど、これからの供養に関することは

主にお寺様との納骨や法要についてのご相談になります。四十九日などの節目の法要は土日に集中するため、お寺様のご都合を確認しなくてはいけませんし、招待するご親戚にも日時をお伝えしなくてはいけません。お寺様のご宗派によっては、三十五日法要で忌明けとなる場合もあります。お仏壇やお墓が無いといういわゆる新仏の方はこれらの準備も必要になります。特にお墓は土地の問題もあり、「必ず四十九日の忌明けまでに準備しなくてはいけない」ということはありませんが、いずれは必要になるものです。特にお骨の供養に関しては永代供養に代表されるお墓を建てる以外の選択肢も出てきており、親族みんなでの話し合いも必要になります。

「普通のお葬式」お葬儀後の様々なご相談、ご紹介を承っております。

普通のお葬式では、お葬式、法事、終活に関するお困りごとなど、様々な専門知識を要する内容のお手伝いやご紹介させて頂いております。「普通のお葬式お客様サポートダイヤル(0120-333-841)」まで、お気軽にお問い合わせください。詳しくはこちらから。
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